2022年8月6日土曜日

ビルダーの検討

以下は、私がビルダーを決めるまでに見てきたところのメモです。集中的に回ったわけではなく、家づくりを考え始めた十数年前から、意欲が高まったタイミングで数社ずつ見に行っていました。

住宅展示場に出しているハウスメーカー

きれいでいいイメージですが、実際に自分が住んで今の家の家具を置いて住み始めたところを想像すると、このいい感じのまま住み続けることは多分できないなあと。

私の見たハウスメーカーさんでは、導線とか収納とか、便利さのアピールが多かった記憶があります。買ってもらうために、ここがいいよというポイントをいろいろ言ってくれますが、いいことをたくさん言われて、逆にちょっと構えてしまったのが正直なところです。

ごく一部のハウスメーカーは住所・氏名を書くとしばらく営業の方からお手紙が届くようになり、ちょっと辟易しました。

ハウスメーカーさんで子ども向けの無料イベントが企画されていることがありますが、あれは個人情報を集めるためのものだとよくわかりました。

細かい打ち合わせはしたくなく、かつ住んでみて細かいところが気になったりしない大らかな性格であれば、ハウスメーカーなら打ち合わせ回数もそれほど多くなく流れで決まっていく気がするのでいいかもしれません。

建築家展に出ている建築設計事務所

建築家展を一回見に行っただけですが、それぞれの設計者の方の個性をつよく感じました。

建築事務所を1軒ずつ訪ねて回ると日数がそれなりにかかりますし相手の方にも手間なので、一度にいろいろな例を見られるのは良い仕組みだと思います。

作例を見て自分の理想の家に近いものが見つかればいいですし、ピンと来るところが無くても、見方が広がるので、時間をかけて幅広に検討したい場合、一度建築家展に行ってみるのは割りとアリなんじゃないかと思います。

高気密高断熱に力を入れている工務店、建築設計事務所

山男のつぶやきという福田温熱空調さんのブログを読んでいくと、北陸地方で高気密高断熱に力を入れているビルダー、建築設計事務所がわかってきたので、好みのテイストではないところを除いて話を聞きに行きました。

トータルで5社ぐらいは行きました。

話を聞いてみると、それぞれ力を入れているポイントが違いますし、施主の自由にさせてくれる部分や、逆にビルダーとしてこだわっている部分が見えてくるので、複数回ってみることをお勧めします。

結局どうしたか

コスト面では明朗会計な分離発注方式がいいなあと感じていました。

また既存の家が冬寒く夏暑い昔ながらの住宅だったので、高気密高断熱の家づくりがきちんとできるところを探しました。

以上のことを重視して、分離発注方式で高気密高断熱の家づくりをやっている建築設計事務所2社に絞り込み、話を聞きに行きました。

最終的には片方を選んだのですが、選ばなかったほうもいい感じでした。

注文住宅を建てるのであれば、ビルダーの選定は、デザイン面に優れているか否かではなく、高気密高断熱や耐震性などの性能重視で、なおかつ施工実績をよく見て選ぶことを、個人的にはおすすめします。

先に挙げたブログの過去記事を読んでいると、施主さんが気密重視でいろいろ指示しても、結局そこまで気密が取れなかったというケースが載っていました。施主が指示すれば気密が取れるようになるわけではないんですよね。

断熱もただ断熱材を入れればいいだけではなく、適切な施工の仕方とか、壁内結露計算とかが必要になってくるようです。しかし、本とかを読んでそういうことを聞きかじっても、所詮は素人なので、建てられる家が本当に問題ないかはわかりません。

最終的にはビルダーさんが信じられるか、信じられないか、かなと思い、私の場合は、これまでに同じ施工でノウハウを積んできたかどうかを重視しました。

逆に重視しなかったのはデザイン面です。私が頼んだ建築設計事務所は、いろいろなテイストの施工実績があったので、デザインに関しては施主側の意向を汲んでくれそうでした。また、施工実績のうちのいくつかは好みのものもありました。そのため、自己責任にはなりますが、施主側からイメージをきちんと提示できれば問題ないと判断しました。

余談ですが、施工面で信頼しきれなくてもどうしても頼みたいビルダーがあるなら、カノムさんのように、それで食べている検査機関にチェックを頼むというのも一つかなと思います。

補足

私はビルダーを決めたあとに読みましたが、建売を買うのか注文住宅にするのか、ビルダーの探し方などの基本的な知識は、げげさんの「後悔しない家づくりのすべて」という本がわかりやすかったです。
4801400892
後悔しない家づくりのすべて (サンクチュアリ出版)