2022年11月13日日曜日

窓の最終確認のための3Dモデル作り

窓について、配置やサイズや型にするか透明にするかかなどを決めていったのですが、決めるにあたって、担当の設計士さんに、「この窓は隣の家からどんな風に見えるか」を尋ねても、なかなか出してもらえませんでした。

頼んだ設計事務所は、高気密高断熱の家づくりについては実績があって、進め方も丁寧で信頼できるんですが、設計士さんが複数の案件を抱えていてとても忙しそうなんです……。打ち合わせの際にいろいろ聞いて答えてもらうのは全く問題ないんですが、対応に手間がかかる系の相談は基本的にレスポンスが遅いです。

結局、間取り作成のソフトを買ってパソコン上で図面どおりに家を3Dで作ってみて、窓の配置・サイズ・型か透明かなどを最終決定していきました。

やむなく作った3Dの自宅イメージですが、自分で3Dイメージを作って正解でした。後からの後悔を減らすために、自分で新しい家の3Dイメージを作るのはとてもとてもおすすめです。

  • サイズを変えてみたり位置をずらしたりするのがその場ですぐできるので、設計事務所との次回打ち合わせまで待たずにいろいろ試せる

  • 特定の方向から見たときのイメージ画像ではなく、ぐりぐり動かして好きな方向から眺められるので、違和感に気付きやすい

    • 例えば、廊下の先にある窓が廊下の中心と合っていないことに気が付きました
  • 使ったソフトでは特定の日時の日射と影を見ることができるので、軒の長さのチェックもできる

私が買ったソフトはLive Home 3D Proです。3Dマイホームデザイナーを選択しなかったのは、窓のチェックだけのために1万円出すのに躊躇したのと、3Dマイホームデザイナーの通常グレード製品だと機能がある程度制限されていて、後で上位グレード製品に乗り換えが必要になったら後悔すると思ったからです。
Live Home 3Dは通常グレードが無料で、Pro版が50ドルで、その上のグレードはありません。

Live Home 3D Proのいいところ:

  • 家の3Dモデル作りにおいてやりたいことはだいたいできる
  • 上位グレードがないので、できないことがあっても割り切れる
  • 結構いろいろなファイルフォーマットで3Dモデルを書き出しできる

Live Home 3D Proのいまいちなところ:

  • デフォルト家具や外壁テクスチャがそれほど多くなく、似た色やそれっぽい家具でごまかすことが多々ある
  • Windows版の場合、Microsoftアカウントに紐づくので、新品を買ってしばらく使って不要になったらパッケージを売却するようなことはできない

Live Home 3Dの使い方

以下の記事が参考になります。

Tips

図面の画像ファイルをドラッグ&ドロップすると、既存の図面を下書き用として取り込めます。


海外ソフトだからか土間高さと1階の床高さを変える設定がありません。そのため、1階は土間からの高さで作って、土間以外の部分に薄いブロックを敷き詰めて、1階の床高さを再現しました。