2022年11月7日月曜日

スマートホーム対応インターホンの検討

せっかく新しくインターホンを設置するなら最新のスマートホーム対応のものを付けたいと思って検討しました……が結局採用しなかった話です。

スマートホーム対応のインターホンをメジャーな製品で探してみたところ、3つほど選択肢が見つかりました。

Arlo Essentialワイヤレスビデオドアベル

B08TC1FBQ6
【Compatible with Alexa認定製品】 Arlo (アーロ) Essential (エッセンシャル) ワイヤーフリー ビデオ ドアベル AVD2001B-100APS / 民泊 無人施設 等にも 最適

以下の記事で採用されていていいなと思った製品です。この記事を読むまではインターホンについては深く考えていませんでしたが、折角つけるならきちんと考えようと思うようになりました。

茨城県取手市に書斎やサウナ、防音室を兼ね備えた欲張りな注文住宅を建てた【エンジニア、家を建てる】 - MY HOME STORY │スーモカウンター注文住宅

この製品はワイヤレスなので定期的に充電が必要になります。充電式バッテリーは、1回の充電で3~6ヶ月間持続するとありますが、ネットの書き込みだと1週間持たないというコメントもありました。

あと、これがインターホンだとわからない人もいるという書き込みも見かけました。確かに一般的なインターホンとはデザインが異なるので、この製品を知らない人だと、玄関に来てどう中の人を呼べばいいのかわからないかもしれません。

海外だとワイヤレスではないバージョンもあるようなので、それが国内で正規販売されると、バッテリーの交換をしなくて済むのでいいなあと思います。

Arloをもっと検討したい方向けの参考記事:US製Wi-Fiドアベルを導入して撤去した話|Allen Key|note

Google Nest Doorbell

B09WQTRQ1W
Google グーグル GA01318-JP [Google Nest Doorbell スマート ドアベル バッテリー式]

この製品はバッテリー充電ではなく電源直結にも対応しているらしいですが、以下の記事を見た感じではちょっとハードルが高そうな印象を受けます。

Google Nest Doorbell の適合性を確認する - Google Nest ヘルプ

クラウドの使用料を払わなくても一応使えるというのはいいところだと思います。

Ring Video Doorbell 4

B09HSNXH5P
【新登場 Amazonデバイス】Ring Video Doorbell 4 (リング ビデオドアベル4) | 外出先からも通話可能、デバイス盗難補償付き

電源に接続できるオプション製品があります。

Amazonレビューを見ると、インターホンを押してから住人がそれを把握するまでの遅延対策には、Ring Chime Proを設置するとよいようです。
B09G96V3WM
【新登場】Ring Chime Pro(チャイムプロ)

ArloやGoogleの製品よりも、通常のインターホンに近い外観です。また、バッテリーのみではなく、電源コンセントに接続できるオプション製品があるので、これを第一候補として、設計士さんに話してみることにしました。

費用の比較

それぞれのざっくりとした費用感は以下のとおりです。

製品 内訳 概算金額
Arlo Essentialワイヤレスビデオドアベル Arlo Essentialワイヤレスビデオドアベル
Echo Show 5×2台
Arlo Secureプラン 120ヶ月
21,000
9,000×2
320×120
Google Nest Doorbell Google Nest Doorbell
Google Nest Hub×2台
Google Nest Aware 10年 ※必須ではない
24,000
6,000×2
6,300×10
Ring Video Doorbell 4 Ring Video Doorbell 4
プラグインアダプター
Ring Chime Pro
Echo Show 5×2台
RingプロテクトプランBasic 10年 ※2023.3まで無料
24,000
3,000
6,000
9,000×2
3,500×10

設計士さんに相談した結果

Ring Video Doorbell 4を設置してみたい、と設計士さんに相談してみたところ、DIYでやるならいいけど電気屋さんに頼むにはハードルが高いという感じでした。

頼んでいる設計事務所は、施主支給については全然ウェルカムな感じですが、電気関係はただ取り付ければいいというものではないので、そこが厳しいようです。

取り付け方の情報提供をきちんとすれば話はまた違ったのかもと思いますが、インターホンにそこまでこだわる気はなかったので、断念しました。

結局どうしたか

最終的に、以下のパナソニック製のインターホンにしました。スタンドアロンなのでアップデートのことを考えたりしなくていいですし、壊れたときも電気屋さんを呼んで交換してもらえます。

  • VL-SZ35KF
    • 留守電のように自動応答する機能(あんしん応答)があるので選定
  • VL-V632K
    • 増設モニター

締まらない感じですが、備忘録として。